三重県多気町の高校生NPO「植える美ing」と地元企業「万協製薬�梶vが、真剣勝負の協働で、地元産品を使った「まごころ」ブランドのスキンケア商品を開発・販売。そのストーリーに感動した取引先企業へと協働の輪が発展して、現在の商品ラインナップは５商品。高校生NPOの成長と企業の気づき、学生と大人の誠意あふれる協働実践が、多気町に夢と活気を与えている。

都市と農山村をつなぐプロジェクトとして2008年にスタート。過疎化・高齢化が進み、年々増加する耕作放棄地や放置されたままの森林が極限まで進行した山梨の限界集落。その限界集落と東京丸の内を結び、開墾による農地再生、間伐材の活用による製品開発、再生農地での農業体験、そこで生産された米を使った純米酒の開発、間伐材の建材活用など、都市と農山村を結ぶ幅広い活動が、具体的成果につなげている。

三菱地所株式会社

NPO法人NICE

国際ボランティアをコーディネートするNPO、国際的な金融機関、教育支援機構、教育委員会が連携し、東日本大震災で被災した陸前高田市の小学校、中学校、高校に対して、学校教育支援、課外教育支援、人材育成支援を実施。学校教育支援では、市内全校に対して教育奨学金を提供し、課外教育支援では、英語での子どもキャンプを開催し、人材育成支援では、高校生を海外のワークキャンプに派遣。

ノーベルの「仕事を持つ母親が子どもの病気を理由に仕事を辞めざるをえない状況を何とか打破し、男女共同参画社会を実現したい」との思いと、�鞄d通関西支社内に発足した「おかんカンパニー」の目的が合致し、多くの母親の体験事例を読みやすく、ためになる冊子に編集し、発行・販売している事例。多くの共感を集め社会的評価を得ている。

瀬戸内海でのアサリ漁獲量減少に悩む漁協が、「里海」の環境保全・再生を目指すNPOと連携し、アサリ資源回復のため干潟の機能回復事業を行った。NPOは土木指導、水産指導の専門性を持つ企業２社と協働し、１年間で約88,000�uの人工干潟を整備した。その結果アサリの成育が確認された。引き続き調査を実施中で、来春の収穫が大いに期待されている。